この記事にたどり着いたあなたも、もしかしたらこんなことを考えていませんか?
「呉勝浩さんの『爆弾』って、本で読むのとAudible(オーディブル)で聴くの、どっちがおすすめ?」
「話題のミステリー小説だけど、実際のところ本当に面白いの?」
「耳で聴く読書って、サスペンスやミステリーでもちゃんと楽しめる?」
結論から言います。この『爆弾』という作品、はっきりとそして間違いなく、私が「今年ベスト級の当たり作品」でした。今回は、Audible版を耳と目で(途中から耳だけにシフトしつつ)フル体験した50代の私が、偽りのない本音の感想をお届けします!
1. スズキ(タゴサク)の不気味な声!「笑ゥせぇるすまん」を思い出した理由
物語のキーマンとなる、次々と爆破予告をして警察を翻弄する男・ススキタゴサク。
この男がまた、不気味で一筋縄ではいかない強烈なキャラクターなのですが、Audibleで聴いていて最初に脳裏に浮かんだのが「笑ゥせぇるすまん」の喪黒福造でした。あの底知れない不気味さと、どこか人を食ったような余裕のある語り口。
いや、その声はまさに、喪黒福造でしたね。
だから、タゴサクは、喪黒福造のイメージが私の中で出来上がっていました。
皆さんにも、一度聴いてほしいなぁ。。
聴いたら、絶対に
「喪黒福造やん!」ってなるはずです(笑)
自分の思い通りに世の中を動かそうとするタゴサクのセリフは、読んでいる(聴いている)こちらの心に、妙な生々しさを持ってズシリと響いてきます。
2. 「何もしてこなかった49歳」という言葉が胸に刺さる
物語の中で語られるタゴサクの言葉や生き様は、ただのサイコパスの犯行という枠に収まりません。
警察から何を言われても、引っかからないのです。
作中で発せられる「何もしてこなかった49歳」というフレーズ。
これがですね、同じ世代を生きる身としては、ものすごくズシリと重く響くんですよね。人生の折り返し地点を過ぎて、自分が積み上げてきたもの、あるいは諦めてきたもの……そんな現実のほろ苦さを突きつけられるような、強烈な引っかかりを覚える名言(?)でした。
ススキタゴサクという男は、もしかしたら私たち、いや私の心の闇を代弁してくれているのかもしれない、と思いました。
いや、著者の呉さんが、とてつもなく上手に書けていると感心しました。。
3. 紙の本を放り出して「耳」に完全没入した理由
実は今回の読書、最初は「紙の本を目で追いながら、同時にAudibleでも聴く」という二刀流スタイルで挑んでいました。
図書館で本を借りて、Audibleでも同時に読んで・聴くというチャレンジ
しかし、途中で紙の本をパタンと閉じて、Audibleだけに一本化してしまいました。理由はシンプルです。「ナレーションが良すぎたから」。
プロのナレーター・声優陣の演技力がとにかく凄まじい。
特に男性ナレーターの声の引き出しが圧倒的で、タゴサクの不気味なトーンから、他の登場人物たちの緊迫したやり取りまで、まるで上質なサスペンス映画をイヤホン越しに見ているかのような臨場感でした。
耳から入ってくる情報だけで頭の中に情景がバッチリ浮かび上がるので、「文字を目で追うのがもったいない!耳だけに集中したい!」と思わせるほどの魔力があったのです。物語の展開もスリリングで、途中で止めることができず、布団に入ってから寝る間も惜しんで一気に最後まで聴き終えてしまいました。それくらい、続きが気になる作品だったということです。
ミステリーこそ「耳」で聴くべき!Audibleの真骨頂
結局、最後はどうなるのか?
警察とタゴサクの取調室での駆け引き
聴き終える手前、私の予想では、最後タゴサクは・・・
いや、最後は言えません
もったいない、と思うからです。
本でもAudibleでも、ぜひご自身でハマちゃってください!
『爆弾』のような、登場人物たちのセリフの駆け引きや緊迫感が命のミステリー小説こそ、Audible(耳で聴く読書)との相性が抜群です。
活字だけでは味わえない「声のトーンや空気感」が加わることで、没入感が何倍にも跳ね上がります。普段あまり本を読まない人や、移動時間や作業中にどっぷり物語に浸かりたい人には、これ以上ない最高の体験になりますよ。
まとめ:『爆弾』はこんな人におすすめ
✓圧倒的な緊張感とスピード感のある本格ミステリーが読みたい人
✓耳からの読書(Audible)で、一気に物語に没入したい人
✓間の心理のダークな部分や、心に刺さるセリフを味わいたい人
マジで「当たりの作品」でした。気になっている方は、ぜひ耳からこの狂気と緊迫感を味わってみてください!


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