「長年勤めていた会社を理不尽にリストラされてしまった……」
「仕事のストレスや将来の不安で、なんだか心がすり減っている気がする。私このままどうなってしまうんだろう?」
この記事に辿り着いたあなたは、そんな重い悩みを抱え、少し立ち止まってしまっているのではないでしょうか?
毎日必死に働いてきたのに、理不尽な現実を突きつけられると「人生終わったな」と絶望的な気持ちになってしまいますよね。
結論からお伝えすると、本作『ひなた弁当』は、そんな人生のどん底から「食」と「小さな挑戦」をきっかけに這い上がっていく中年サラリーマンの姿を描いた、心から前向きになれる復活劇でした。
本とは言え、上手に書けていますよ、感心しました。
この記事では、前回の『ネコの手を借ります』に続いて山本甲士さんの作品をAudibleで聴いた私が、『ひなた弁当』の率直な感想とともに、「どんな人ならこの物語で元気をもらえるのか」をお伝えします。
『ひなた弁当』はどんな物語?
「中年でリストラ」
それだけでも十分にショッキングですが、主人公・良郎が置かれた状況はさらに過酷です。
パワハラが横行し、詐欺まがいの営業を強いられるようなブラック企業を追われたあと、再就職先もうまくいかず、派遣会社でも理不尽な扱いを受ける。家庭では妻との関係もうまくいかず、予備校生の次女からは冷たい視線を向けられる……。「よくもここまで不運が重なるな」と思うほど、序盤の主人公の境遇は容赦ありません (笑)
「なんで主人公ばかり、こんな目に遭うんだろう……」
そんな息が詰まりそうになる絶望的な状況から、物語が少しずつ、しかし確実に動き出していくのが本作の最大の魅力です。
また、ナレーターの声も合っているんですよね。まさに「主人公」って感じで、聴いてほしいなぁ。
人生の転機は、公園のベンチと「釣り」だった
この物語で一番印象に残ったのは、主人公が「釣り」や野草採取などの自然の営みに夢中になっていく姿です。
私も昔、何度か釣りをしたことがありますが、初めて魚が掛かった時のあのワクワクした感触は今でも覚えています。だからこそ、主人公が釣りにのめり込み、生き生きと目を輝かせていく気持ちが痛いほどよく分かりました。
また、この作品を通じて「竿は思っていたより高くないこと」や、「釣った魚は素手で触らないほうがいい(人間の手は魚にとって熱すぎるため)」といった、知らなかった知識もたくさん得られました。物語を聴き終える頃には、「なんだか自分も久しぶりに釣りを始めてみたくなったな」と、凝り固まっていた心がほぐれていくのを感じました。
趣味や小さな行動が人生を変えるきっかけになる
主人公は釣りをきっかけに新しい出会いを重ね、最終的にはお弁当作りへの挑戦という新しい道を切り拓いていきます。
もちろん、「本当にそんなトントン拍子でお弁当屋なんて始められるの?」という現実的な疑問が浮かぶ瞬間もあります(笑)。ご飯や野菜、材料のコストはどうするのか、商売の甘くない部分も少し気になりました。
それでも、自分の好きなこと、目の前のできることに一歩踏み出し、泥臭くも生きようとする主人公の姿には、自然と「頑張れ!」と応援したくなる熱量がありました。
私はブログを始め、Audibleを始めました。人によって人生が変わるきっかけはさまざまですが、大切なのは「何か小さくても始めてみる事」なのだと気づかされます。
最初は主人公に厳しかった次女や奥さんも、父親の一生懸命な背中を見て少しずつ変わっていきます。人は言葉ではなく、行動を見て心を動かされるものですね。
Audibleで聴いて良かった
今回もAudibleで耳読書をしましたが、やはりこの選択は大正解でした。
釣りをしている川のせせらぎや、料理をしている場面などは、目で活字を追うよりも、耳で聴くほうがよりリアルに情景や匂いまで想像しやすく感じました。散歩をしながらイヤホンで聴いていると、まるで自分まで主人公と一緒に釣り糸をたれに行っているような爽やかな感覚に浸れます。
日常の重い空気からすっと解放されるような感覚は、Audibleならではの大きな魅力です。
日常の忙しさやストレスから離れて、心があたたまる物語の世界に浸りたい方には、Audibleでの「耳読書」が本当におすすめです。↓
まとめ:「読む」だけが読書じゃない。結局、この作品を聴く価値はあるのか?
『ひなた弁当』の感想をお伝えしてきましたが、最後に冒頭の疑問――「本当に面白いのか?聴く価値はあるのか?」に対する結論をまとめます。
結論:仕事や人生の壁にぶつかっている人、心温まる再生ストーリーが好きな人なら間違いなく「聴く価値あり」!
決して派手な大逆転劇ではありませんが、どん底の主人公が趣味や小さな出会いを糧に一歩ずつ這い上がっていく姿に、大きな勇気をもらえます。
山本甲士さんの『ネコの手を借ります』などが好きだった方や、「人生は何歳からでもやり直せる」という前向きなパワーが欲しい人には、ドンピシャで刺さる一冊です。
こんな方におすすめの一冊です
✓山本甲士さんの温かい人間ドラマ小説が好きな方
✓ブラック企業やリストラなど、仕事の壁にぶつかっていて前を向きたい方
✓釣りや料理、自然を感じる心温まるストーリーを耳でゆったり楽しみたい方
✓「仕事で理不尽な思いをしていて、少し疲れてしまった」
✓「心がほっこり温まるような、前向きになれる小説に出会いたい」
そんな悩みや願いを抱えているなら、本作は間違いなくあなたの心にそっと寄り添い、明日への活力をくれるはずです。今なら30日間無料で試せますので、ぜひあなたの耳でこの温かい物語を味わってみてください。
どん底から這い上がる主人公の姿に、きっとあなたも元気をもらえるはずです。今なら30日間無料で体験できます。


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