正直な感想
私にとっては、ごく普通でした
池井戸潤さんの本はこれまで、読んだり聴いたことはなく初めて
名前はよく聞いていた作家のかた
期待を込めて聴いた・・・
この記事にたどり着いたあなたも、もしかしたらこんなことを考えていませんか?
「池井戸潤さんの『ハヤブサ消防団』って、いつものビジネス小説と何が違うの?」
「のどかな田舎暮らしとミステリーが融合したストーリーって、実際のところどうなの?」
「読んだ人が感じたリアルな感想や、ミステリーとしての評価が知りたい」
今回は、大人気作家・池井戸潤さんがこれまでの作風とは一味違う田園ミステリーに挑んだ話題作『ハヤブサ消防団』を読んだ私の、偽りのない本音の感想をしみじみとお届けします!
というか、わかっている感じを出してますが、先ほどもお伝えした通り、私、池井戸潤さんの本を読むのが初めて(笑)
★あらすじ
東京から父の郷里・ハヤブサ地区に移住した売れない作家の三馬太郎。 田舎暮らしを楽しむはずが、地元の消防団入りした彼を待ち受けていたのは連続放火事件だった。 息もつかせぬ展開の、池井戸潤まさかの“田園”ミステリ!?
憧れの田舎暮らし、でも「役」がすぐに回ってくる現実の大変さ
物語の舞台は、豊かな自然に囲まれた美しい集落・ハヤブサ地区。都会から移住してきた主人公がのんびりとしたスローライフに憧れる気持ちは、田舎暮らしに密かな憧れを抱く者としてすごく共感できます。
しかし、現実はそう甘くありません。移住して間もなく、地域の付き合いや役割(すぐに回ってくる消防団への勧誘など)が次々と押し寄せてきて、自分の時間なんてあっという間に削られてしまう――「田舎暮らしって憧れるけれど、実際に住んだら役がすぐに回ってきてめちゃくちゃ大変そうだな…」という生々しいリアルさが、冒頭からひしひしと伝わってきました。
実は密かに、田舎暮らしを計画している私・・・
頻繁に呼び出される役は嫌だな~
ミステリーとしては中途半端?「どっちつかず」に感じてしまう理由
本作は連続放火事件などを軸に物語が展開していくのですが、ミステリー小説として読んだときに、正直なところ「ミステリーなのか、よくわからん」というのが率直な感想です。
田舎の人間模様やローカルなコミュニティの描写、シュールな日常のやり取りにページが多く割かれているぶん、肝心の謎解きやサスペンスとしてのスリルはどこかぼやけて感じられてしまいます。事件の真相や裏側の仕掛けを期待して読み進めると、「ミステリーとしてはちょっと中途半端かも…?」と肩透かしを食らう読者も少なくないかもしれません。本格的な謎解きを期待しすぎると、少し物足りなさが残るのが正直なところです。
「田舎の人間ドラマ」として味わうなら面白い一冊
本格ミステリーとしてのキレや、手に汗握るハラハラ感を求めてしまうと評価が分かれるところですが、視点を変えて「田舎の独特なムラ社会を描いたヒューマンドラマ」として読むと、また違った味わいが見えてきます。
お節介だけれどどこか憎めない地域の人々との付き合いや、閉ざされたコミュニティの中でじわじわと広がっていく不穏な空気感など、池井戸作品ならではの筆力で引き込まれる部分は確かにあります。スカッとするビジネスものとは一味違う、一癖も二癖もある田舎の裏側を覗き見してみたい方には、気楽に手に取れるエンタメ小説として楽しめるはずです。
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