大ベストセラー『嫌われる勇気』の続編である『幸せになる勇気』を読みました(Audible版です)。
この記事にたどり着いたあなたも、もしかしたらこんなことを考えていませんか?
「『嫌われる勇気』は面白かったけど、続編の『幸せになる勇気』ってぶっちゃどうなの?」
「アドラー心理学って頭では分かるけど、実際の日々の生活で使えるの?」
「難しそうだから読むのを少し躊躇している……」
前作同様、哲人と青年の熱い対話形式で進むのですが……ぶっちゃけ、今作は前作以上にツッコミどころが満載でした!今回は、50代の私が本音で感じた「この本のリアルな感想」を包み隠さずお届けします。
なお、「嫌われる勇気」のレビューも書いていますので、ご参考に!
1. 青年のリアクション芸が炸裂!「なんですって〜!?」のツッコミどころ
前作に引き続き、青年は今回も見事に哲人の誘導尋問の罠にハマっていきます。
それが、また笑えてくる
いや、いや、わざとちゃうの?ってくらいの感じ(笑)
哲人の言葉に「なんですって〜!?」と一々オーバーに驚く青年
「もっと冷静に議論してくれ!」と応援したくなる必死な反論
読んでいるこちらが「おい青年、もっと耐えろ!もっと怒れよ!」と肩入れしたくなる展開
というか、そんなに簡単に納得していくなよと・・・
この問答のライブ感は相変わらず面白く、単なる難しい哲学書ではなく、一級のエンタメ小説としても楽しめるところがこのシリーズの凄いところです。
2. 哲人はペテン師?抽象的すぎる議論にいらいらした理由
今回のテーマは「教育」や「宗教」、そしてアドラー心理学の「実践」になっています。そのためか、前作以上に哲人の話が抽象的で、細かい理屈が積み重なっていきます。
正論なのは分かるのですが、あまりに煙に巻くような言い回しに、
「この哲人、実はめちゃくちゃ口のうまいペテン師なんじゃないか……?」
と、青年と一緒に思わずイライラしてしまいました(笑)。「ああ言えば、哲人」と言いたくなるような、こちらの反論をひらりとかわしていく話術には脱帽するしかありません。いや、腹が立つほうが正直かも。。
3. 「嫌われる勇気」から「幸せになる勇気」へ:実践の難しさ
前作『嫌われる勇気』が「他者の課題を切り捨てる(対人関係のスタートライン)」だったのに対し、今作『幸せになる勇気』のテーマは、さらに踏み込んだ「愛する人生を選ぶこと(自立と他者貢献)」です。
これが本当に難しい。本を読んでいるときは「なるほど、その通りだ」と納得するのですが、いざ実生活の人間関係や仕事、家族との関わりに置き換えてみると、理想通りにいかないことばかりです。「知っていること」と「実践できること」の間のあまりの壁の厚さに、青年が苦悩する姿には激しく共感してしまいました。
ちなみに、青年は教師です
しかし・・・
4. それでも最後にはぐうの音も出ない。50代に刺さる「実践」の重み
あんなに「哲人は怪しい!」と疑いながら読んでいたのに、物語の終盤に向かうにつれて、不思議と青年のようにぐうの音も出なくなっていきます。
まあ、本なんで、そうじゃないとね・・・
青年の言い回しが前回同様、感情的過ぎるのは同じだが、最後の方はもう慣れてくる
そして、最後、青年は清々しく哲人の解説にハマって納得しました
という、私は、終始理屈っぽいところから抜け出せなく、最後まですっきりとできませんでした
最後はやっぱり、「あーあ、また哲人にやられちゃったよ(笑)」と青年のことを羨ましがりました
Audibleで聴く「対話篇」の破壊力
こうした哲学や心理学の本は、文字だけで追うと途中で難しくなって挫折しがちですが、Audible(耳で聴く読書)だと全く印象が変わります。
青年の焦る声や、哲人の落ち着いたトーンがプロのナレーターによって見事に再現されているため、まるで自分がその場に座って議論を聴いているような没入感が味わえます。難しい本こそ、耳からのインプットが本当におすすめです。
まとめ:『幸せになる勇気』はこんな人におすすめ
✓『嫌われる勇気』を読んで、さらにアドラーを実践したい人
✓抽象的な議論にツッコミを入れながら、エンタメ感覚で読書を楽しみたい人
✓人生折り返し地点の50代で、これからの人間関係や生き方に悩んでいる人
では、次回をお楽しみに~♪

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