【実録・保険屋との戦い】バイクで車との右直事故!任意保険なし・自賠責のみの私が、大手損保と交渉した全記録

事故 行動したこと


「もし自分が交通事故に遭ったら、保険会社とはどんなやり取りをするんだろう?」

「相手の保険屋から提示された過失割合や示談金って、そのまま受け入れていいの?」

この記事に辿り着いたあなたは、まさに事故に遭ってしまって不安な方か、あるいは万が一のときの対策を調べている方ではないでしょうか?

今回は、私が実際に遭遇した「車との右直事故」の体験談をお話しします。

交差点を青信号で直進中、対向車線の右折車が突っ込んできてバイクの側面に衝突。私は吹き飛び、救急車で運ばれる大事故となりました。さらに不運なことに、私は任意保険に入っておらず、自賠責保険のみの状態。

ここから、相手方の大手損保の担当者たちと、文字通り一歩も引かない「交渉の戦い」が始まったのです。今回は、実際にやり取りしたメールの原文ほぼそのままに、その全貌を公開します!


参考にして頂ければ、事故った甲斐があるというものです(笑)

事故の状況:青信号の直進vs右折車、そして任意保険なしの絶望


まずは事故の概要です。

私はバイクで交差点を青信号で直進していました。そこへ、対向車線の右折車が突っ込んできたのです。バイクの側面に衝突し、私は宙を舞って地面に叩きつけられました。しばらく動けず、そのまま救急車で搬送されることに……。

体が痛む中、私をさらに絶望させたのが「任意保険に入っておらず、自賠責保険のみ」という事実でした。自分の味方になってくれる保険屋がいない。つまり、相手の保険会社の担当者と、すべて一人で対等にやり取りしなければならないのです。

ここから、物損担当の「Aさん」とガチンコ交渉が幕を開けました。

第1ラウンド:バイクの「全損扱い」と時価額の引き上げ交渉


事故から数日後、物損担当のAさんから最初の連絡が入ります。


電話は最初の挨拶のみで、

「あとは、メールでのやりとりになります」ということだった。

物損担当・Aさんからの最初の提示

「貴車両について、車両時価額を著しく上回る経済的全損と判断いたしました。減価償却による算定では69,600円となりますが、中古車市場の価格を調査し、225,323円を車両時価額として認定しております。」

いや、少し安い。。」と思った私は、すぐに行動しました。

走行距離の写真を送り忘れていたため追加で送り、さらにネットで調べた自身のバイクの価値(年式、低走行、人気の黒、マフラーカスタム等)を伝えて再算出を要求しました。

数日後、Aさんから返ってきた再算定結果がこちら。

再算定の結果

「走行距離を考慮し、類似車両5台平均で【244,950円】で算出させていただきました。」


約2万円アップしたことになる。

さらに、税抜きで計算されていた点についても「ネットの税込価格を基にしています」と確認を取り、まずは物損のベース金額が少し上がりました。こちらがしっかり調べて声を上げなければ、最初の安い金額で丸め込まれていたところです。怖い話です。

第2ラウンド:納得いかない過失割合「85:15」との激論


バイクの金額が一段落したところで、次の大きな壁が立ちふさがります。それが「過失割合」です。

保険会社の最初の主張

過失割合は、当方(85):私(15)の見解です。」


「おい、おい、ちょっと待てよ。私は青信号で直進していた被害者だ。しかも相手のドライバーは『前車に続いて右折した、バイクを認識していなかった』と認めているし、謝罪の手紙までもらっている。なぜ私に15%の過失があるんだ?」

私は納得がいかず、徹底的に根拠を問い詰めました。

【私からの反論(一部抜粋)】

青信号で直進していた私に15%の過失があるとする具体的根拠を教えて下さい。相手は私を認識していなかったと認めており、手紙でも不注意だったと書いています。ドラレコ映像のどこに私の違反行為があるのか説明してください。

これに対し、保険会社(Aさん)からの回答は、判例タイムズを基準にしつつも、「直進車側にも危険回避措置を取る余地(回避可能性)があった」というものでした。


という、素人ではよくわからない、「判定タイムズ基準」という言葉を出してきた。ど素人を上手く丸め込むような文章だと思いました。



さらに私が、「では、何秒前なら見えていたのか? 何キロで走っていて、どこでブレーキを踏めば防げたというのか?」と具体的に突っ込むと、保険会社側から驚きの返答が来ました。

保険会社からの回答

「当社が算定しております過失割合は、事故現場における正確な視認時間、視認距離、走行速度等を物理的、工学的に特定した上で判断しているものではありません。またご納得いただけない場合は、第三者機関による判断を求めることも可能です。」

――は? つまり、感覚的な「一律の15%」で押し切ろうとしていたわけですね。ここでも私は、当然納得いかず、一歩も引かない判断、粘り強く交渉を続けました。


そして、以下の保険屋に対する返答文が過失割合が変更されたと思っています。↓


「私は示談について長引かせたくはないと思っています。しかし、もう一度お尋ねします。「私が危険回避をする時間があったのに危険回避していなかった。」このことも含めて15とのことですね?また第三者機関による判断となった場合、その機関への費用はどうなるのですか?」


この質問に対する回答は返ってきませんでした。


恐らく痛いところを突かれたのでしょう。


実際、私は衝突する直前、ほんの少し左にハンドルを捻り避けているのです。これはドライブレコーダーをみた警察の人から聞いたので間違いない話です。


この「直前に避けている」という事実を知っているにも関わらず、過失割合に含めていない保険屋はズルいと思いました。

第3ラウンド:ついに「90:10」へ、そして人身・治費の仕組みを知る



私の粘り強い(そして論理的な)確認に根負けしたのか、数日後、保険会社から新たな提案が飛び出します。

保険会社からの譲歩案

「早期解決の観点から、契約者とも協議した結果、【90(相手):10(私)】も検討可能との意向をいただいております。」

これ以上長引かせるのもお互いに得策ではないと考え、私はこの「90:10」の提案を受け入れることにしました。


結局、「私が危険回避していなかったのですか?」という質問の回答は来ませんでした。

一方で、怪我担当のBさんとのやり取りでは、治療費や慰謝料、自賠責保険の仕組みについて非常に勉強させられました。

総額120万円以下の枠内で、自賠責基準の金額と過失割合がどう相殺されるのか」といった複雑な仕組みも、Bさんが例を用いて丁寧に説明してくれたおかげで、納得して治療に専念することができました(最初の立替治療費や交通費もしっかり振り込まれました)。

まとめ:事故を経験して伝えたい教訓と、これからの安全運転


今回、事故に遭い、任意保険に入っていない状態で大手損保と直接やり取りをした結果、強く感じたのは以下のことです。

1. 保険会社の最初の提示をそのまま鵜呑みにしない

バイクの時価額にしても過失割合にしても、相手は最初から「少しでもこちらの割合を低く、支払いを少なく」抑えようとしてきます。しっかり調べて疑問をぶつければ、見直されることもある。

2. 感情的にならず、事実ベースで冷静にやり取りする

怒鳴ったり感情的に文句を言うのではなく、「なぜそうなるのか」「具体的な根拠は何か」を淡々とメールや文面で残すことが最大の武器になります。

3. やっぱり任意保険は大切……(苦笑)

今回は自賠責のみで自分で戦いましたが、精神的な負担はハンパありません。もし次に乗ることがあれば、絶対に任意保険に入ろうと心から思いました。もう、めんどくさいです(涙)

示談も無事に終わり、物損の振込も確認。怪我の治療もリハビリを続けながら日常を取り戻しつつあります。

この記事が、もし今同じように事故や保険会社の対応で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

そして何より、皆様もバイクや車を運転される際は、本当にお気をつけください!

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